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日本の3Rの全てが諸外国に劣るわけではない

リデュースでゴミそのものを減らし、リユースにより物を再利用、リサイクルしてゴミを再資源化するのが3Rの基本です。 埋め立て処分が難しい、日本においてのゴミ処分は焼却処分であることが原因で諸外国に比べると、3Rの成果が上がりにくい傾向にあります。

難しい3Rを個人で行うには

組織立って行わなければならない3Rにおいて、個人で大きな成果を上げること難しいものです。 食品ロスを避け、過剰包装を断り、リデュースに努め、物の再利用によるリユースを心がけ、ゴミを分別し、リサイクルに取り組むことが個人でもできる3Rと言えるでしょう。

実現性を伴う賢い再利用の方法

3Rが環境保全にとって効果的であると共に長期的な目で見れば、環境保全が利益となることに否定の余地はありません。 短期的な利益に乏しく、成果も実感しにくいことは否めないため、売買を行うのは短期的な利益も得られる、賢い再利用方法の一つと言えるでしょう。

3Rの基本と日本における現状

日本は、諸外国に比べると、活用可能な平野部と人口比のバランスが、極めて悪く、ゴミの処分方法として、焼却処分を選ばざるをえない状況です。
ゴミの処分方法として潤沢な土地を必要とする埋め立て処分を選ぶことができません。
このゴミの処分方法の差もあって、3Rにおいては、諸外国に大きく後れを取っていると言えるでしょう。

ゴミの処分方法に焼却処分を選ぶことが、3Rにおけるマイナス評価につながっているのでしょうか?
埋め立てたゴミをリサイクルして、再資源化できる余地が残る埋め立て処分に対し、焼却処分ではゴミをリサイクルして、再資源化できる余地が完全に失われてしまい、資源として失われてしまうからです。

しかし、日本の3Rにも諸外国に勝っている部分がゼロというわけではありません。
ゴミの焼却処分が主流の日本では、ゴミ処分に際してのサーマルリサイクル、分かりやすく言えば、ゴミの焼却に伴う、熱エネルギーの利用に関しては非常に高水準であり、諸外国に比べても、高効率でのサーマルリサイクルに成功しています。

ただ、サーマルリサイクルの場合、ゴミを焼却処分してしまう関係上、熱エネルギーとしての回収した以降はリサイクルのサイクルに戻せません。
今後、ますますゴミを再資源化するマテリアルリサイクルの方が、重視されることは避けようがないでしょう。
そのため、生ゴミのリサイクルによる再資源化などに、積極的に取り組む必要があるでしょう。